JAZZ SAX #かっこよく サックスを 吹きたい

サックスのセクシーな音色は最高。 美しいフォルムもたまらん。 吹く姿もかっこいい。 もっともっとサックスを楽しみたい。

彫刻あり?それとも無し?

サックスには「彫刻あり」と「彫刻なし」が選べる場合があります。

普通は「彫刻あり」の方が 職人さんが 彫る手間の分、高価な設定になっています。
また 個性を出すために、わざわざ オーダーして彫刻を入れるケースもあります。
ゴージャスで 華やかさがプラスされる 彫刻は、かっこいいですよね。

でも、正味で考える 海外のプレーヤーなどの中には「何故わざわざキズが入っているものを選ぶのか?」と考える方もいらっしゃいます。

どこまで音に影響するのかは分かりませんが、確かに 表面の 塗装 や メッキなどを仕上げた後に 彫刻を彫るというのは、楽器表面にキズが入ってしまうのと同じ状態とも考えることが出来ます。

また場合によっては、立派な彫刻が入っている割に リーズナブルであったり、特別にオーダーでもしない限り入っていない、例えば 二番管の細部にまで施されている場合とかは「キズを誤魔化すため」ではないかという疑いも出て来ます。
豪華な雰囲気で 芸術性を高めてくれる「彫刻」ですが、価値観は人それぞれと言うことですね。

結局のところ、実際に手で触れて、吹いてみて、音や 好みで選ぶのがいいと思います。
サウンドにも 彫刻のデザインにも拘りたい方は、全く無傷の状態から 彫刻をオーダーするのが 正解かも知れませんね・・・(^^;

 

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