ロングトーンとは、読んで字のごとく 音を長く伸ばすことです。
管楽器の 練習では 基本中の基本といわれております。
吹奏楽などでは嫌ほどやりますね。(^_^;)
理想としては全音階を 7・8秒ぐらいずつ吹くのが良いとされています。
正しい姿勢で、しっかり息を吸って
とメリハリをつけてやった方がいいと思います。
ロングトーンの意味としては
・大切な サックスの コンディションを確かめる。
・また自分自身のコンディションや アンブシュアの状態を整える。
・管全体を温めて、ほぐしてやる。(まだ抜けきれていない若い楽器は尚更ですね)
・寒い時は、体も温まります。
などなど言われていますが..
あまり難しいことは考えず、一音を力強く伸ばすことで、短音では感じにくい 楽器からのビリビリとした震動が 指先や触れている部分から伝わって来ます。
このビリビリ感が楽器との一体感と言うか、サックス好きには たまらないものです。
かっこいい フレーズを吹きたくても、指が着いていかなくて イライラすることが有っても、この満足感は必ず得られると思います。
時間がある時はなるべく意識して、しっかりした音で吹くようにしています。
(調子が悪いときは 5・6秒ぐらいかも知れませんが..)
何となく、目的もなく ロングトーンをしても、ちっとも楽しくありません。
意味を理解した上で、シンプルに サックスの 音色と リアルな震動を楽しみましょう。
これからも サックスと共に変化する自分を楽しんで行きたいです。