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JAZZ SAX #かっこよく サックスを 吹きたい

サックスのセクシーな音色は最高。 美しいフォルムもたまらん。 吹く姿もかっこいい。 もっともっとサックスを楽しみたい。

アメセル、フラセルについて

ビンテージ サックスを かっこよく吹く!

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・・・と妄想しながら、
先週も都内の楽器屋さんを巡ってみました。
今更ですが、アメセルと フラセルについて
「アメセル」とは アメリカン・セルマー
「フラセル」とは フランス・セルマー
の通称ですが、セルマーの ビンテージ サックスの中でも代表的な スーパーバランスドアクション、マークⅥ、マークⅦなどが それらの呼ばれ方で差別化されています。
とりわけ、日本国内では「アメセル」の人気が高く、現在も高値で取引されています。
もともと セルマー(SELMER社)自体は フランスの老舗の管楽器メーカーですが、

1940年代 アメリカでの ジャズブームがきっかけで、フランスの工場で生産されたパーツを アメリカへ輸出し、それを アメリカの工場で組み立てて販売したことから「アメセル」が誕生しました。
完成した楽器の状態では 輸送効率が悪く、関税も高くなってしまうことが原因だったと言われております。
アメセルと フラセルの 外観の違いは、楽器表面のラッカー仕上げが アメセルの場合は組み立てた後に塗装し自然乾燥。
これに対し、フラセルの場合は パーツごとに焼付け塗装をしてから組立てられています。
フラセルの方が 圧倒的に高品質な仕上がりですが、サックスという楽器の面では アメセルの方が ”音ヌケ” が良く クールだったようです。
他にも ジャズの 早い指使いに対応するように キィの開きが小さく設定されていたり、空気の漏れを減らすために、管と管のつなぎ目をハンダ溶接しているものなど色々工夫を凝らしたものが見受けられます。
また、彫刻のデザインからも見分けることが出来ます。
既に 30~40年以上前の楽器であるため 個体差は大きく、コレクションとしてはアメセルの価値が高いと思われますが、実際に使用する楽器としては フラセルの方が状態が良かったりします。

演奏を楽しむのであれば、アメセル or フラセルの ブランドだけではなく、実際に吹いてみて状態が良いものを選ぶべきだと思います。

ちなみに、「コーン・セルマーUSA」なるものが有りますが、これは「アメセル」とは言いませんし、セルマーでもありません。 お間違えなく...(^_^;)